知識の蓄積以外で、知的活動をするのにとりあえず必要なことは
・音読
・散歩
で習得できる
⚫️まず知的活動において、最も重要なことは情報であると言わざるを得ない。
論理的思考や、数学的関係性の考察なども、元をたどれば情報の累積なのだ。
そして、その情報を扱うのに伝達の観点で最も優れているのが現在は記号、その中でも言語なのである。
故に現在、言語能力は知的活動に不可欠と言わざるをえない。
そんな言語能力の向上を最も効率よく見込めるのが音読なのだ。
音素と記号の関係性を軽視することは、勿体無いと思う。
音読を数時間続けてみれば、言語における音の重要性を実感できると思う。
自分が思う最高のスピードで音読を続けていただきたい。
⚫️知的活動において、自分で考えないことは論外と言わざるを得ない。
自分で考えるということの定義をしようとすると経験論か観念論かのような話になり横道にそれてしまうので、漠然と捉えてもらって良い。
むしろ、自分のなかで定義を決めてもらった方がよい。
つまり、知的活動に必要な自分で考えるということも、そういうことなのである。
情報を得た後に、なぜそのように定義がされたのか、なぜそのような論理で動くのかを自分の頭の中で処理する。
得た対立する主張のジンテーゼを考える。
などなど、得た情報の自分なりの解釈が必要なのである。
そして解釈は、人の余暇に人の脳が勝手に行ってくれる。
故に、余暇を作ることが重要なわけである。
しかし、人は家にいると自動でタスクを生み出し、余暇を抹殺してしまう。
だから、外へ出るべきなのだ。
散々に町を歩むべきなのだ。
無償で誰でも気軽にできるので散歩をオススメしているが、可能ならばお風呂やサウナ、登山などの森林浴、観光も良いと思われる。
以上を身につけたならば、知的活動を快適に営めるように思う。