情報の森

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ポジティブで大丈夫

丈夫〔じょうぶ ますらお〕は、一人前で健康な男子のこと。

周王朝で成人身長の尺を1丈として設定したことが由来。

この世の理解や支配を目論むあまり、輪廻や永劫回帰などを考えてネガティブに陥るのは丈夫としてふさわしくない。

むしろ、思考するよりも不健康である。

哲学するときは、人よりも健康で高度な身体が揃ってこそアイデアが生まれるものだ。

明るくいこう。

ポジティブで大丈夫だ。

実は量の逆算はしないほうがいい

あと何ページで終わる!

あと残り何分だ!

これやめたほうがいい。

明後日が納期だ!

来週テストだ!

これもやめた方がいい。

期日を守るな。という話ではない。

心の持ち方の話だ。

問題に取り組んでいる時に、先を意識しすぎると、今が薄くなってしまう。

老後苦労しないために、今楽しいことをせずに貯金するーなどは典型的な今が薄い例である。

このように思考し続けていると、一生がリスクケアで終わってしまう。

今を見失ってしまう。

それでいいのか?

 

しかし、夢を持つことは重要である。

夢というのは、自分が求めている自我の在り方であり、同時に宇宙の在り方である。

しかし、先程未来を意識しすぎることの問題提起をしたばかりだ。

ここで大事になることが、夢を文字化、定量化しないことである。

つまり、あと何日で とか、あと何ページで とか、 あと何点で とか、軽量に便利なように記号化することをやめるということだ。

ただ、見たい夢を見る。

そしてその夢の中の世界を求める。

今に没入する。

少年、楽しそうな人の話を聞きなさい。

楽しくなさそうな人の助言を聞いても、

その人と同じ状況以上にはならない。

どうせなら、楽しそうな人の価値観を受け取ろう。

しかし、この時大切なのは長期的な楽しさ、幸福感を重視したほうがいい。

短期的な幸福は誰かの企てであることが多い。

コンテンツと観覧者の時代

芸術と思想家の時代とも言えるかもしれない。

 

 

以上の価値観は、エリート思想や独我思想につながる。

対話、合奏、交換…

などの、双方向の共同作業をどう増やしていくか。

いかに他者の必要性を保つか。