圧倒的力を持った宇宙人が地球を侵略してくるかもしれなくて怖い。
これは杞憂かもしれない。
資本主義の下では杞憂をうまく作り上げた者が稼ぐことのできる仕組みになっている。
学歴やお金は作り上げられた杞憂の代表作と言える。
利益を得たい者が仲間の振りをして声高々に「空が降ってくるぞ」と叫ぶ。
騙された者無知な者が真似して叫ぶ。
このような状況では自分が感じた恐怖に対して杞憂か否か常に気を張ってしまう。
そんな日常で、ふと恐怖を抱いた。
「いつか人類が叶わない生命体が攻めてくるのではないか」
空想したことがある人も多いと思う。
この生命体とは人により異なると思うが、ここでは地球外生命体、つまり宇宙人として話をして進める。
この宇宙人が攻めてくることを心配することは杞憂である。
なぜならば我々の観測範囲では未だそのような存在を証明する確たる証拠がないからだ。
我々の観測精度の限界を考えると永遠にないのかもしれない。
話を変えて、中世南米の話をしよう。
南米アステカ帝国は栄えていた。
近くのマヤ文明ではどこよりも先に0の概念を用いたり、暦なんかは現代と変わらない精度で用いていた。(一年=365.25日など)
しかし、ある時予期せぬ訪問者があった。
彼らの肌の色は白く、古くから伝わる神に瓜二つだった。
その神に瓜二つの訪問者は圧倒的な文明と感染病でアステカ帝国を滅ぼした。
その訪問者が欧州人だったことは言うまでもない。
アステカ帝国の観測範囲に欧州人は存在しなかったのだ。
さて、空は降ってくるのか?