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α波とは?

アルファ波(8~13ヘルツ)
リラックスしている時や、集中している時に出現する脳波
正常な方は、肩の力を抜き目を閉じて安静にしていれば頻繁に出現
ベーター波(13~40ヘルツ)
起きて活動している時などは、緊張している時やイライラ状態の脳波
休む暇なく緊張状態で活動している人は、常にベーター波が、多く出現している状態が続き、ストレスが蓄積され体調にも影響あり
集中力に欠けイライラ状態も招いてしまう
人間の脳は、目を閉じ安静にしている時以外でも、普段からアルファ波が多く出現すれば、リラックスや集中ができる
つまり仕事、学習、運動している時なども、アルファ波のコントロールができる様になれば、ベストな体調・結果を生む事も可能
また脳内にβ-エンドルフィンなどの快感ホルモンを分泌させ、免疫細胞を活性化し、治癒力を高めるすぐれた薬理効果があり、人体にとって非常に有益な脳波であるといえる
波の音を聞きながらボーっとしていると、リラクゼーション効果をもたらす重要な要因として、音であることが判明した
武者俊光氏(東京理科大学教授)の研究で、自然界の環境音は「1/fゆらぎ」というゆらぎの法則があり、これが、人間の生体にリラクゼーション効果をもたらしていると発表された
波の音やせせらぎの音は、5分聞こうが、10分聞こうが、いつも同じように繰り返し音として聞こえてきます。しかし、厳密には全く同じ音の繰り返しではなく、「1/fゆらぎ」の法則にあるという理論
「1/fゆらぎ」について、武者氏は「感覚的には、期待性と意外性とが拮抗した、適度な相関性と適度な変化のバランスがとれた、快い音」と述べる。
さらに武者氏は、「人間の生体は全て電気パルスで行われ、その基本的なゆらぎは1/fゆらぎであり、この1/fゆらぎを上手に利用しながら行動を制御しているのではないか、ゆらぎがあった方が、自分自身の行動を制御しやすいのではなかろうか」と述べる。
参考文献