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ガスコンロ 仕組み

ガスコンロは、ガス(メタンガス、あるいはプロパンガス)を燃やして炎を発生。
<二通りの点火方式>
●圧電式:点火ハンドルを回すと、圧電素子から火花が飛び、ハンドルが全開状態でガス弁が人の力で強制的に開いた状態となり、バーナーへガスが流れて、着火。点火を検知する熱電対が温められると、微弱の電気が発生し、連結されているガス弁が電磁石の要領で開状態となり、ガスは継続して流れる。吹きこぼし等でバーナーの炎が消えると、熱電対が温められなくなり、電磁石が離れガス弁を閉じて生ガスの流失を防ぐ。
●押しボタン式:要領同じく、点火ボタンを押している間はガス弁が強制的に開いた状態となり、火花は乾電池の電圧により、スパーカーから火花が飛んで着火する仕組み。
<空気量による炎の違い>
適正:炎は青く短い。
不足:炎は伸び先端が黄色くなる。(ろうそくと同じ)
多い:炎は青色だが、バーナー口を離れて上方へ飛び上がるか、または消えてしまう。
火炎面:幾何学的な面ではなく、薄いが厚さをもち、その中で化学変化があり。
拡散火炎:化学反応の行われる領域がもっと広く、火炎面というようなはっきりした境界面はなし。