情報の森

見方をかえてみる 世界をかえてみる

過去の自分の悩みに現在の自分が回答

一年ほど前に書いた自分の悩みに対して思索した記述を見つけたので、書きます。

 

タイトル:愚者と思われるか、知者と思われるか

人は人に偉いと思われたい。でも恥をかきたくない。この心理から愚者のふりをして、周りに愚者と思われたほうが情報を得やすい。人と関わりやすいという理由から、特であると考えた。しかし、上の心理から、本当の知者は、知者同士で集うことが多くなるので、自分も知者としてふるまったほうが得ではないかと考えた。逆に言うと、愚者は本当の知者から知恵を得にくいという点で損、知者は周りの助けを得にくいという点で損である。以上が、損得勘定の結果である。

「人はその人の長所で尊敬され、短所で愛される」という言葉がある。これより、自分と知的水準が同じかそれ以上の場所では愚者をふるまうことが得である可能性が高い。

結論:今のところ、不断の努力でできる限り知恵を高レベルに保ち、自らを偽らず、自分の間違いを認める、スコアに固執しないなど、謙虚に行動して、周りに質問しやすい状況にしておくことが最善。

 

 

以上が、過去の自分の記述である。

この考察を経て、一年の活動も経て、現在の自分が出した結論は

 

損得や、人の見る目を気にせずに、自分にも周りにも正直に生きる。

 

である。

 

結局、策略で自分を偽り演技をして、その場限りでよかったとしても、長期的な自分の幸せにはつながってこない。

また、自分の身のふりや生き方を前もって確定するということもよくない。

いくら理屈で練っても、現実世界というものは言語化不可能なほど複雑であるから、その場で思考し、その場で正直な結論を導くとことが、大切であろう。