校舎が見えて来る。
僕が生涯、学習する時に使える場所だ。
既に試験の内容は予想済みだが、どんな物が来ても、本当に楽しいことだろう。
今まで、頭を使う、記録をする、など人々を説得できるぐらい確かなことに時間をかけてきた先人達も、この場所で過ごして来たのだ。
新しいアイデアが。
新しい思想が。
この場所で身を結ぶ。
結び。
さっさと入塾確認で満点を取り、首席として入っていこうじゃないか。
巨人の力を借りて、新しい扉を開けようじゃないか。
無限だが不連続で、曖昧だが確実に存在するこの意識のなかで、
時空も言語も今までの宇宙も超えて
創世していく
可能性は今ここから
常に開いている