心
心というものは現象であり、存在していない。
私たちが便宜的に心と言っているものは、脳の情報処理の状態のこと。
自我
人間の自我は、過去の記憶によって成り立っている。
イヤな気持ち
情動を伴う体験をした場合、脳は生命のリスクがあると感じ、次は絶対に避けるために強烈に記憶に残そうとする。
イヤな気持ちの反芻
原因は記憶そのものではなく、記憶の出し入れのされ方。
海馬と偏桃体の連携により、前頭前野に認識のパターンが作られることが原因。
海馬【大脳辺縁系】
短期記憶の貯蔵庫
側頭葉から長期記憶の出し入れをする関所
偏桃体【大脳辺縁系】
海馬を出入りする記憶の増幅
側頭葉
ヒトの五感は特定の領域で処理されるが、途中の経路で混合されることがある
強制混合もできる
甘いにおいをかぐと、満腹になった気がする
ほとんどの人類が見ている現実は隠された現実で、RはRでない。Rゆらぎ。
では、Rをみれるのはどんなひとか?さとっているひと。
すべての知識を使わずに、ものを見る。
知識を使ってモノを見ると、そのときRはゆらいでいる
P、、Rでない世界。前頭前野によるもの。
Pにもリアリティをかんじられる。
しかし、このとき、Rをうしなうことはない。
呼吸は続いている。
Rを失っている状態は、あの世。
ヒトはつねにRがゆらいでいる、催眠状態に存在する。
変性意識状態は特別な状態でなく、我々は常にこの状況にいる。
一番最初にできることは、本物のRを探すこと。
Rを探す方法論は、止観。
今目の前の現実は、作られたR