この場合cosの値は、nを12で割ったあまりが同じ時、等しい。
1/2の無限等比級数の和は、1
ゆえに、あまりごとに級数を計算すると、求める級数は、nが0から11までのcosの値の和となる。
また、それらの値は全て正負で打ち消しあうため、求める級数は0。
一般化
この場合cosの値は、nを2kで割ったあまりが同じ時、等しい。
A(<1)の無限等比級数の和は、A/1-A
ゆえに、あまりごとに級数を計算すると、求める級数は、nが0から2k-1までのcosの値の和にA/1-Aをかけたものとなるが、その値は全て正負で打ち消しあうため、求める級数は0。
sin,tanについても同様。