「普通にメインより音を小さくするだけだと、ボーカルラインとぶつかってごちゃごちゃ」
「小さくしすぎると聴こえなくなってハモリが入っている意味がない」
など、単純ではないハモリのミックス。
ハモリミックスの際に気を配るのは以下の点です。
・ダブラーでワイドに広げる
順番に解説していきます!
●コンプレッションを強めにかける
コンプレッサーを強めに掛けると、同じ音量であっても強い音圧が感じられるようになる。
滑舌がはっきり聞こえる声は近く、反対に曖昧な発音は遠く聞こえます。この滑舌を調整するのが、アタックタイム。
アタック早め・リリース遅めでハードにコンプレッションすると、角が丸く音圧感の高い、やや奥に引っ込んだサウンドができる。
わざとコーラスを奥に引っ込ませることで、主役であるボーカルとの分離が格段に良くなる。
わざとコーラスを奥に引っ込ませることで、主役であるボーカルとの分離が格段に良くなる。
「コーラスの低域・高域」 「音の芯」 をカットする事で、あえてボーカルに比べて地味なサウンドにします。
高域・低域ががっつり出ている音は目立ちやすいので、ハモリではカットする。
低域は180hz付近から-5db位カット。高域は6khz以上を-3db位カット。