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神経伝達物質まとめも

ドーパミン

「意欲」「運動」「快楽」に関係する神経伝達物質

「気持ちが良い」「心地良い」と感じると分泌される。

「この先何かいいことがあると感じたときに分泌される」
ボタンを押すとサルの欲しいものが出てくる実験をしたところ、ボタンを押すと欲しいものが出るとサルが気づいた時点で、サルの脳からドーパミンが出ることが分かった。

 

私たちが何かをしようという「意欲」を持ったときにドーパミンが出て、それが「楽しい」という「快楽感」につながる。

ドーパミンは過剰になっても問題がある神経伝達物質

ドーパミンには、中脳の腹側被蓋野から出るものと、黒質から出るものがある。
腹側被蓋野から出るドーパミン:空腹が満たされたり、何かを達成したときなどに出て快感を誘う報酬系ドーパミン。お酒がやめられないとか、ギャンブルに夢中になってしまうなどの、いわゆる依存症に関係すると考えられている。

覚醒剤アンフェタミンはこの腹側被蓋野からのドーパミンを過剰に分泌させる働きを持っていて、幻覚症状が出たり、被害妄想を抱くようになる。

 

瞑想との関係

瞑想を覚えていくと、中脳あたりから始まって、最終的には前頭前野までドーパミンが大量に流れる、そうするとどんどん交感神経が優位になっていく

 

ドーパミンの放出量】
・気持ちがいいセx:100
・おいしいご飯: 50
・アルコールを飲む: 200
マリファナ吸引: 300-400
・コカイン・ヘロイン: 400-500
アンフェタミン: 1000
・LSD: 3000
臨死体験: 30,000-50,000
・瞑想: やり方によっては臨死体験を超える

 

だから、間違った方法でヨーガをやり、ドーパミンを大量に出して交感神経を暴走させ、その結果死ぬケースがありますが、それは瞑想によって交感神経が暴走するからです。

呼吸法は、その交感神経の暴走を抑える効果がある。

必ず呼吸法を行って、副交感神経が優位な状態を作らなければならない。

基本的には腹式呼吸によってゆっくり息を吐きながら、身体を緩める。

すっているときには容易に緩められるけど、吐いている状態では普通は興奮するわけです。

その状態で身体を緩められるように訓練する