助言は教育にはならない。
学習者に答えを与えてはならない。
学習者自身が答えにたどり着く。
その過程こそが学習であり、その過程を増やすことが、良い教育となる。
学習者は、目標を持つときに答えを求める。
答えを求めて考え、質問し、探求する。
つまり、学習者に必要なのは答えではなく目標である。
ここでの目標とは、他人や社会に定められたものではなく、学習者自身が定めたものだ。
つまり、目標の定め方は人に教わることができないのである。
なぜならば目標は人それぞれ異なるものだから。
ゆえに教育者ができることはただ一つ。
教育者自身が自分で定めた目標に向かって楽しそうに生きること。
ただそれだけ。